ココロで感じたとりたち ~Great Nature&Birds~ | 野鳥(陸のとりさん)
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2017.05.29

生まれいづる季節


あちらこちらで新たな命が誕生する季節・・・

今年も真っ先に戸袋で営巣準備をしていたムクドリ、どうやらやはりうまくいかなかった模様・・・

そんなムクドリに鬼瓦を占領されることが多かったちゅん太、こっちは雛の声が途絶えた先日、無事に巣立った。

柿の葉が青々としはじめた頃、そろそろシジュウカラの雛も巣立つだろう。


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ツバメも姿や声などから、少数が近所にいたのはわかっていたのだが、年々数が減っている。

2番手、3番手営巣組が来ない・・・ 人との関係がうまくいっていないのは明らかだ。


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数日前から玄関先で似たようなのがウロウロしているなと思って、しっかり見てみると1cmくらいのカマキリの子供。

たぶん、秋に擁壁の窪みに生み付けられたオオカマキリの卵鞘が孵化したかな。

秋の日差しが強い日には寒さが和らいで、よく擁壁や道路で見かけた親。そこから引き継がれた小さな命。

人間社会と同じく、生き物の世界にも多くのドラマがある。生き物たちの命は儚い。一期一会をこれからもココロに。


今日の夕日に照らされた雲のなんともいえない色合い・・・ 水色とピンク、そんなはっきりした空に薄い墨汁をこぼしたような雲。

空を眺め、ラフマニノフのピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 なんて聞きながら、涼しい風に当たるのが最近じゃ唯一の癒しかな。

猛烈に疲れ切っています・・・



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2017.02.04

とりたちの臭覚


近所で解体新築工事が増えてきた。

現場を見るたびに思うことがある。

たいそう立派な庭木が、ユンボで次々と引き抜かれていくわけだけど、

果たしてその木のおかげで命をつないできた生き物たちはどうなってしまうのだろうということ。

たとえば、セミの幼虫・・・ たぶん助からないだろう・・・

もちろん、自分が住んでいる場所も、同じことをして建っているということはわかっているのだけど、

どうにも悲しいやるせない気分になる。

身近なとりたちにとってみると、緑が減ってゆくのだから、あまりいいこととは言えない。

でも、彼らはとても強かだ。

どこで見ているのか、トラクターのごとくユンボが土地を掘り起こしてゆくと、いつの間にかいくつものとりたちがやってきている。


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食べ物が少ない時期に土中のタンパク質はごちそうだ。

すっかりナワバリも定着して、姿も声も確認できなくなっていたジョビコがひょっいとやってきて、猛烈な勢いで凸凹になった地面で獲物を探している。

よく見てみると、いつもは気配すら感じないツグミもちゃっかり来ていたり、ムクドリ軍団やハクセキレイも我先にと忙しなく動き回っていた。

ムクドリなどは、ユンボの後ろについてまわり、重機や人間などは全くおかまいなしだ。

そんな一時の宴も、土地がユンボによって押し固められると、終演。

冷たい北風が吹き荒び、砂塵が目に染みた。


ここ最近はずっと不安定な更新ですが、諸問題が山積しているため、更にアヤシイ更新となります。
それでも今後も更新は続けてゆくつもりですので、たまにのぞいてくだされば幸いです。


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2016.11.14

身近な自然にこそ


今日は雑務に追われながらも、柿の木食堂を観察した。

久々のポカポカ陽気に誘われて、多くのとりたちが忙しなくやってきた。
とりたちが集まるところは、ひとまず安全という本能が働くのかイソヒヨドリなども近くで囀っていた。
ジョウビタキのジョビコはひっきりなしにやってきては周辺でナワバリを主張しているし、
モズのモズオも高鳴きを交えて、やはり周辺をウロウロしていた。


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すっきりした画もあったが、あえてごちゃごちゃのものを。

いつまでこんなのどかな景色が見られるだろう。
住宅密集地にもかかわらず、これだけの多種多様な生き物たちが見られるのは、
食物連鎖が機能し自然環境がまだ生きているという証拠になるのだが、最早風前の灯火である。

まとまった緑地に多くの生き物が住んでいるのは当たり前・・・ 最近はそうでもなくなってきたが・・・
だが、そうではない、ごく身近な環境にこそ生き物たちの住処が必要であると思う。

何のとりかわからないが、朝に聞こえてくるとりの声、夏にはセミ、秋には虫の音・・・
普段殊更意識している人は少ないと思うが、四季を通して実に様々な自然の音が聞こえてくる。
この自然の音は、季節の移り変わりを教えてくれ、ストレス塗れの現代社会に一服の清涼感を与えてくれる。

人間は自然なくしては生きられない、そんな当たり前のことは言われなくても、と思っている人が多いだろうが、
どれだけの人が我が事のように真剣に考えているだろうか。

ほんの少し前、某番組で宮崎駿の特集を目にした。
なかなかに見応えのある内容だった。
手書き職人のデジタルへの挑戦、対立などは、当人の気質も相俟って、更に彼の職人魂に魅力を感じるものだった。
彼の作品はほとんど見ているが、自然をテーマにしたものが多い。
実際に自然保護活動を行ったり、環境主義者ということだが、この先も短編映画や後を継ぐモノを是非とも育てて欲しい。
もののけ姫、平成狸合戦ぽんぽこ、風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ・・・ もう一度じっくり観てみようと思う。



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2016.11.11

モズの急襲


ヒヨドリ、メジロ、スズメなどが、各々バランスを保ちながら柿の実をほおばっている。
そんな柿の木がにわかに慌ただしくなった。
スズメ軍団がいっせいに飛び立ち、メジロもどこかに身を隠して辺りはいきなりシーンと静まりかえってしまった。

おや?と思いつつも、なんとなく気配を感じる。

森の中でタイワンリスがけたたましい声を上げて仲間に危険を知らせる。
頭上にフクロウがいた。

そんな光景に何度か遭遇してきたから、きっと捕食者が近くにいるのだろうと思って観ていると、
何年も色々な野鳥に使われてきたTVのアンテナから、1羽のとりが柿の木に突っ込んできた。


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やはりモズ♂だ。

今季は10/7に初認後、上の雑木林を拠点?にして、ナワバリ内のひとつである柿の木周辺によく出没する。

それまでヒヨドリやムクドリ、たまにくるジョウビタキ、オナガなどが愛用しているTVのアンテナだが、
メンバーにモズが加わると、他のとりたちはほとんど来なくなる。

モズが小さな猛禽と言われているのは、ことりなどの鳥類も襲うからなのだが、
実際に襲いかかるシーンはほとんど観たことがない。

モズの不思議な習性である早贄(はやにえ)にしても、ほとんどが昆虫とトカゲなどの爬虫類で、
調査の時に目撃したシジュウカラ、メジロなどは稀である。
「百舌鳥」の十八番である鳴き真似で釣られるところも観たことがない。

実際、どのくらいの確率でことりの類を捕食しているのかは不明だが、
ホンモノの猛禽類のように大型でもなければ足も強くはないので、それほど本気でことりたちを狙っているとは思えない。

それでも、やはり「動くモノに攻撃する習性」は、ことりたちにとっては脅威なのだろう、
襲うモノ、襲われるモノの本能なのか、ことりたちは姿を消す。

そんななかでも、モズよりも大きく威勢のいいヒヨドリは、一定の距離を置いて熟した柿の実から離れない。
さて、モズはどんな行動をとるだろうと観ていると、TVのアンテナにいる時と同じく、悠然とした面持ちで、
尾羽をブランブランさせながら、辺りを見回している。

こっちを気にしているのは、枝を何本も挟んだ所に陣取っていることから察しがつく。
さすがに小さくても肝っ玉が据わった獰猛な性格のとりだ。
「ぼく」という敵の存在を気にしつつも同じ場所で他のとりではありえないほど居座っていた。
ヒヨドリも時折、ピーヨ!ピーヨ!と大きな声を出しつつも、逃げ出さなかった。

ここで、この柿の木の実質的な支配者であるカラス会長が登場してくれれば面白かったのだが、
あいにくこの時は不在だった。もっとも、「ぼく」に対してどうかといえば、カラス会長よりモズの方が強い。
「ぼく」に対しては、ここらに来るブト、ボソどちらも、恐ろしくとっとと逃げ出すからである。

ナワバリ内のひとつで力を誇示できたのか?一旦他の枝に移ったあと、別の場所に去っていった。

おお、ヒヨドリよ、君は勇敢だな。それとも、相当腹が減っていたのか。
ともかく、1羽のヒヨドリは、モズの脅威に打ち勝った。

それと、実はもう一羽、もう一種、もう一個体? 残っているものがいた。
長旅を経て危険な市街地を生き抜くジョウビタキの♀、ジョビコが尾羽をピロピロをさせながら端の方にいたのだった。




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2016.11.04

シジュウカラのこと


周年通して見られるとりがいくつかいる。
繁殖期に一番騒がしいのはスズメだ。
今や、スレート屋根が増えてしまったから、年々繁殖場所の取り合いが熾烈を極めている。
一通り繁殖が終わると、彼らの姿はあまり見られなくなるが、
秋になると、その年生まれの若いものも含めて、植物の実や残り少ない昆虫などを求めて集団で行動する姿が見られる。

次によく見られるのが、シジュウカラ。
このとりは全国的に生息し、多くの環境に順応している。
スズメが人に頼って生きているのに対して、このとりは人を必ずしも必要としていない。

以前も何度か話をしているが、彼らが成鳥(生まれてから1年ほど)になる確率はかなり低い。
それはシジュウカラに限ったことではないが、若い個体を見ていると、野生を忘れかけた半野良猫にも容易くやられてしまいそうな鈍感さだ。

ただ、そんな危うい、あどけない行動、純真な眼差しとともに屈託のない表情がこの上なくかわいい。


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人々は幼いものの瞳に惹きつけられる。
なぜだろう?


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黄色の嘴、パステル調の体色と相俟って、なんともいえないやさしさを感じる。

2枚の画像は7月下旬のもの。
他にも色々な画像があったが、なかなか見つからない。

今年、近所では親鳥と一緒に3羽の幼鳥を確認した。
その後、度々姿を見かけ、幼鳥3羽だけでワイワイやっていることもあった。
彼ら今年生まれの幼鳥だけで戯れる姿は、無邪気に遊ぶ人間のこどもらと一緒で、
ただひたすら本能の赴くままに忙しなく動きまくる。
そこには規則性や警戒心の欠片もないから、そこからだけでも幼鳥とわかるし、
ひたすら純粋だから瞳にも濁りがないのだろう。


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今年生まれの幼鳥たちは、その後換羽の時期を迎え、一時などはボサボサ白髪交じりのおじさんのような姿になっていた。
今頃はこんな黒ネクタイ、真っ黒な髪を持つ凛々しい出で立ちになっていることと思うが、果たして何羽元気にしているだろうか。

シジュウカラは、他のとりたちと仲が良い。
仲が良いなどという言葉は、野に生きるものたちには当てはまらないことだと思うが、
柿の木で他種とばったり遭遇しても、追いかけられることはほとんどない。

それは食べ物が違うからだろう。
ヒヨドリやメジロなどは、花粉や果実が好物だが、シジュウカラは昆虫がいる時期はそれを探し
表に姿が見えない時は、葉陰や樹皮の隙間などに嘴を突っ込んで探している。

そうしていよいよ厳しくなってくると、柿を食べ始める。
元々雑食性なのだが、ヒヨドリやメジロなどが柿の木に頻繁に来るのに比べ、シジュウカラはそれほど来ない。
やっと来たと思っても、熟々の柿の実をめがけてガッツクようなことはせず、枝から枝へ忙しなく移動する。
しょうがないなぁというような面持ちで食べやすそうなものにとりつくが、二口、三口して飛び去る。

もしかしたら渋柿の方が好みなのかな?


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2016.10.29

ジョウビタキの来る頃

前回、もはや風前の灯火となった柿の木食堂の話をした。

柿の木食堂には、実に多くのとりたちが来る。
といっても、都市部だから珍しいものはほとんど来ない。
ハシブト、ハシボソガラス、ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミ、キジバト、ハッカチョウ、ガビチョウ、モズ、
メジロ、シジュウカラ、コゲラ、スズメ、ジョウビタキなどである。

この中で、必死になって来るものと来ないものがいる。
モズなどは、稀に小鳥たちが集まっているのを近くのアンテナから見下ろし、
尾羽を「くるりん、くるりん」とやりながら、よからぬことを企んでいる面持ちでいる。

人間のエゴで好まれ、人間のエゴで捨てられて外来生物などという悪者のレッテルを貼られた
ハッカチョウ、ガビチョウなどは、厳しい冬の最中に「なんでもいいから食わせろ」?という理由で姿を現す程度。

そして、ジョウビタキ。今年はヒーヒーカカカッ♪のナワバリ宣言を聞く前に食堂に登場した。
初認は昨年とほぼ同じ日付である。


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小鳥たちが乱舞するなか、不思議な柿が飛んでいるように見えた。

寄る年波には勝てず、視力も落ちているから、メジロ数羽、シジュウカラ、スズメたちが椅子盗りゲームのように争っている姿、
それと、たわわに実った柿とがダブって困ったもんだと思っていたところ、
銀髪に柿色の衣をまとった孤高の冬鳥、ジョウビタキの♂が、羽をばたつかせて乱舞するとりたちの動きを牽制していた。
ふいに現れたので、ビシッとした画は撮れなかった。ジョビオよ、勘弁してくれ。

ジョウビタキは、非繁殖期の秋になると中国北東部、ロシアから越冬のためにやってくる。
集団で渡る姿を見たことはないし、文献にも載っていないようだから、いつも単独でやってくるのだろう。
そんなタフなとりだから、ちょっとしたことでは動じない。
だからといって、警戒心がないわけではないが、ジョウビタキというとりは、賢くタフなとりである。
長い間、同じナワバリの個体をいくつも観察してきたが、秋にやってきて春先になるまで姿を確認できた個体がほとんどである。

ロシア、中国といえば、お世辞にも環境問題を政策の頭に掲げている国とはいえない。
ただ、日本もそうだが、実態の乏しい環境対策の話は耳にする。
そんなぼくの想像できない、見たことのない世界で繁殖をし、毎年しっかり日本にやってくる。
今、まだなんとか生き延びているのだろうか、それとももうギリギリで種をつないでいるのだろうか・・・
知ることができるのは、自然への興味、関心、畏敬の念を持った人たちが真剣に考えることが欠かせない。


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カラス会長のしもべ、実質的な柿の木食堂のオーナーである「NANDA HIYOKA」。
ほぼ純粋な日本鳥なのだが、名前はなぜか洋風。余裕の羽繕いをしているの図。

だいだいどこかで食べているか、熟れている実の近くで睨みをきかせている。
内的個体差も様々で、ひたすら好戦的なものもいれば、スズメ板長が仲間を連れてきても見て見ぬふりをしているのもいる。
この先、ブログにもたびたび登場することと思う。



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2016.10.28

変わりゆく季節、変わりゆく街


にわかに近所が焦臭くなってきた。
高度成長期を支えた世代がリタイヤし、静かに暮らしていた地域だが、
出て行った子供たちが帰ってこず、空き家が増えたり、問答無用の造成がはじまった。
近所付き合いのあったおばぁちゃんなどが消え、何も知らない息子やらが来る。
何も知らないだけならいいが、なぜか横柄な態度の輩が多い。
残ってがんばっているお年寄もまだいるが、緑が消えてゆくのは時間の問題である。

この辺りの自然や柿の木食堂なども、ちょっと目を瞑っているうちにそっくりなくなってしまうんだろうな。
そんなことを日々感じていると、どうにも息苦しくなって非常に居心地が悪い住まいになってしまった。

そんなこともあってか、最近どうも気性が荒くなっている。
世の中のインチキらしきもの全部に腹が立っている。
そこらへんで息抜きにとか温泉にでもとかいう程度では治まらない深いものだ。
いっそ住処を変えてしまおうかとも思うのだが・・・


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最後に僅かに残った獲物にありつくメジロちゃん。
でも、鳥たちの力関係は、人間の世界でいう虐める虐められるという単純なものではない。

ヒヨドリにしてもムクドリにしても、一番最初に柿の実を食べ始めるのは容易ではない。
嘴でつついて穴をあけ、そこから皮をはぎとって・・・
という短時間では終わらない作業だから、途中邪魔が入ったりする。

邪魔といえば、大抵カラスの仲間になるのだが、彼らは太い嘴でいとも簡単に大きな柿を分解してゆく。
その間、なわばり意識の強いヒヨドリなどは何をしているかというと、一定の距離からじっと見ている。
ハシボソカラスがひとしきり食べ終わると、食い散らかされた柿の実があちこちに出来上がる。

ヒヨドリが待ってましたといわんばりに、けたたましい声を上げて数羽でとりつく。
すでにタネまで見えているものも多いから、ジューシーな果肉を楽々食べることができるわけだ。
ヒヨドリが腹を満たすと、条件が悪いところで食べていたスズメたちがワッとやってくる。
そこにメジロや混群仲間のシジュウカラも加わって、柿の木が大賑わいになるのだが、やはりスズメは柿の木食堂の板長、 
メジロなどの見習い皿洗い的なものには厳しい。

そんな食堂の一番格下のメジロだが、彼らにしてみれば、ヘタにわずかに残っているものでも十分な量なので、
柿の木全体で見てみると、うまいことバランスがとれていることがわかる。
もちろん、鬼どものいぬ間にちゃっかり大物をいただいていることもあるわけだが・・・


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自然は人間が見ている、考えている以上にしっかりした世界を持っている。

国、地方公共団体などがエコだ共存だなんだと綺麗事を並べているが、こういうちょっとした緑、生き物たちが生きる場所を真剣に考えたことがあるだろうか。

今の庭なし住宅事情を見れば、答えは自ずと出ているわけだが、緑地を減らすことが止められないなら、せめて建築条例などを変えて、
戸建てには一定の緑地、マンションには屋上にという具合に、彼ら(植物、昆虫、鳥・・・)の居場所を作ってはもらえまいか。
そんなものは、田舎に行けばどこにでもある、公園で十分ではないか、柿の木一本でも管理は大変・・・
ならば、それに対する税制優遇措置などを設けてはくれまいか。



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