ココロで感じたとりたち ~Great Nature&Birds~ | 野鳥は命ある生き物
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2012.05.05

野鳥は命ある生き物

先月はじめのお話になってしまいますが、早朝、近所のサクラに集まるとりさんを観察に行った時、
なにか自転車のキー キキー♪というブレーキ音がやけに響くなぁなんて思いながらオナガやつぐみんを観察していました。 

確かに自転車通勤、通学する道沿いなのですが、それにしてもしつこいくらい聞こえてくる。
ひるがえして川の方を見てみると、かなり遠くの方で何か飛び回ってる! 

双眼鏡で見てみると・・・ あー セッカさんだ (´-`)
こんなところにもいるんだ!うれしいなぁなどと思いながら、
久々に聞いた ヒッヒッヒッヒッ・・・ チャチャ・・チャチャチャチャ♪
の声をすっかり忘れていた、いるはずないと思った自分はまだまだだなぁと思いました (^_^;)


0966.jpg
TSN-774 S95 TE-17W 640x480 トリミング

セッカさんはスズメほどの大きさで、その上あまりにも遠かったので、ちょっとわかりずらい写真しか撮れませんでしたが、
口の中が真っ黒になっていますね。

♂は繁殖期になると、会合線、口角、口内ばかりか舌まで真っ黒になります。
繁殖期には羽衣が派手になったり、虹彩や目先、足なんかが綺麗な婚姻色になるのはわかりますが、
黒くなるのはどういう戦略なんでしょうね。


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さて、夏鳥がやってくる時期になりました。
ぼくはまだツバメくらいしか夏鳥らしい夏鳥は見ていませんが、ネットを見ていると今年も無事に色々なとりさんが到着しているようですね。
そんななか、鳥友であり人生の先輩でもある 漂鳥さんのブログ に、少し驚くような記事が載っていたので今回ご紹介させていただくとともに、
ぼくも思っていることをお話させていただこうと思います。

http://blog.livedoor.jp/hyoutyou/archives/65659173.html (“餌付けオオルリ”の喜劇)

ただ、今回のようなお話は、色々な問題をはらんでいるので、いずれまたきちっと取り上げてみようと思っています。
そこかしこに高圧的な発言と思われるところがあるかも知れませんが、それは私が未だ未熟者ということでお許しください。

オオルリ・・・ 夏鳥に餌付けというのは実際遭遇したことがないのですが、コマドリの餌付けなどはよく聞きますね。
私は撮影の為の餌付けにしても愛玩のための餌付けにしても、漂鳥さんのお話にもあるように野鳥に様々な影響を与えるので反対なのですが、
まず、いつも思うのは、その設定したステージ?で納得できるものが撮れたとして、それと同じ写真を他の多くの撮影者が撮っていることにつまらなさを感じないのでしょうか。
それをネットにアップしたとして、同時期に他の人も同じような画像をアップしているのを見かけますが、その時点で なーんだ と思う人は少なくないんじゃないかと思うのですが。

以前にも餌付けと給餌(管理された、されない)の違いのお話をしましたが、餌付けについて、私は過去何度も遭遇しています。自らどのくらいの状況なんだろうと行ったこともあります。
そこはまるで芸能人などに群がる多くのカメラマンと無数のシャッター音が轟く異様な光景が広がっていて、
勝手に仕切っている餌付け人?が、画になるような古木や切り株などに巧妙にミルワームを仕込むわけですが、やはり目的外のとりさんも色々来るわけで、
当然のごとく石を投げたりして追い払っていました。こうやって撮った写真のどこに気分よく満足、納得できるのか理解できません。

そもそものお話になると長くなるので割愛しますが、そこかしこで聞く野鳥撮影にまつわるトラブルの主原因は、まずカメラマン人口が増えたことによるものではないでしょうか。
それも主役たる野鳥のことを知らない人が多く、野鳥撮影の入り口として、野鳥に興味を持っている人ではなくカメラに興味を持って、対象を自然の命ある生き物だということを忘れている人。

夏鳥は、遥か東南アジアなどから命がけで子孫を残す為に日本にやってきます。途中で落鳥する個体も少なくありません。
やっと着いた先で一休みするどころかカメラマンに追われるなんて哀れで惨くありませんか?
野鳥は人間の道楽の為に生きているわけではなく、鉄道や建物などの命を持たないものでもありません。
鉄道撮影の世界でも色々な問題が起きていることは、拙ブログに訪問してくださった方と少しお話させていただきましたが・・・

これからは抱卵、育雛・・・ という時期に入ってきますが、近距離で長時間ブラインドなどもなしに居座るのはやめてください。
また、これも問題のひとつである情報の扱い方ですが、繁殖場所を安易に広げるようなことも控えてください。
ネットには繁殖状況を写した写真がありますが、確かに微笑ましく、実際を知るには貴重なものなのですが、それを真似る人が増えたらどうなるでしょう。
サンコウチョウの営巣放棄は悲しいかな最早驚かなくなりましたが、主役たる野鳥が減っては撮影どころではないですよね。

カメラが安価になるのは喜ばしいことです。そして野鳥に興味を持つ人が増えることも喜ばしいことです。
でも、もっと 野鳥の身になって 撮影して欲しいと思います。
たとえば、妊娠中で大変な時期の自分の奥さんにフラッシュをバンバン焚いて撮影されて平気ですか?

己の欲望を成就させるために結果ばかり追わず、野鳥を愛しみ、野鳥を考え、野鳥をココロから楽しんで欲しい と思います。 

長文かつ駄文を最後まで読んでくださってありがとうございました。





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この記事へのコメント
マグさん、こんばんは。
拙文を取りあげていただき、恐縮です。
野鳥を撮影しようとする方が増えることは、決して悪いことではないですよね。自然に親しみ、鳥の名を覚え、次第に鳥の習性を知り、時間のある時は「野鳥図鑑」を1ページから順に、それこそ舐めるように読んでゆく(少なくとも自分はそうでした)、フィールドでは図鑑に書いてない鳥との距離感を知り、鳥以外の生きものや植物や空気感や暑さや寒さと触れてゆくうちに、漠然とした自分なりの自然観が形成されてゆく、その経過が自分にはとても新鮮で面白く、夢中にさせてくれる原動力であったような気がします。

翻って昨今のカメラマンの皆さんのなかには、そのプロセスを味わうことなく、あるいはそれを面倒と厭い嫌い、被写体としての鳥をカメラに収めることのみを目標にしてしまう、そんな方も見受けられるように思われます。
そんな考え方の人が多数派になってしまったら、撮影そのものが目的ですから、その手段を選ばない、撮った者勝ちといった行動に走るだろうことは想像に難くありません。いえ、想像ではなく、現実に日々実行されてしまっています。

鳥にとりこのことは、喜劇やら悲劇というより、もう不幸そのものですね。

だから、これはマグさんがいつも言っていることだけど、コトあるごとにそういったことを声に出して訴え、自然の側、鳥の側の立場に立ってみようよと提唱すべきなのでしょう。例えそれが少数派で、たくさんの方にウザがられようと(笑)、一人でもいい、そんな考え方に賛同してくれる方が増えてくれれば(所詮は自己満足じゃない?などと揶揄されようとも)、そう思うようにしています。
Posted by 漂鳥 at 2012.05.06 23:43 | 編集
マグさん こんばんは。

セッカさん、小さくても一生懸命で可愛いですね~!
私も今日、朝の通勤途中の畑から、チャチャチャ・・♪が聞こえてきたので、
”こんな所にいたっけかな~?” と思い、音のする方を見ると、
おばちゃんが固い地面を鍬でカッつく音でした (笑)

話は変わって、漂鳥さんのブログも拝見しましたが、
集団 (射撃) 撮影は、ホントやめていただきたい。
1羽の鳥に 100台もの心無いレンズが向いたら、私が鳥なら、
一瞬でストレスで羽根が抜け落ちそうな気がします。。。

通勤路で生活排水が流れる人口川があって、キレイとは言えない川ですが、
セキレイやら、たまにシギチや、サギなども羽根を休めていたので、途中見るのが楽しみだったのですが、
昨日ふと気づくと、川にテグスが張られてる!!
”なんで~?!”
よく考えると、最近鳥さんの姿がありません。
生活排水の川ですから、釣りをする人がいるでもないし、
どうしてこんなことが必要あるのか?と、頭にきちゃいました。

もし道路にテグスがピンと張られていたら事件になるのに、
川ならどうして許されるのでしょう?
ホント、もっと鳥さんたちの身になって行動してほしいですね。
Posted by せせらぎ at 2012.05.07 01:25 | 編集
漂鳥さん こんばんは。

今回も漂鳥さんのお話を引用させてもらい、二番煎じというか、漂鳥さんに寄りかかるような形になり申し訳ありません。
ただ、そういう場所は精神衛生上よろしくないので(^_^;) 行かないようにしているんですよね。
ですから、伝聞だけということが多くて話に説得力が生まれないものでなかなか書けないでいました。

撮影者人口は野鳥にかかわらず増えましたね。
増えるとどうしても問題を起こす方も出てきてしまいますね。
これは野鳥に限ったことではなくって、色々な分野で問題が起きています。
たとえば、電車内の人を無許可で撮影してネットに上げて笑いのネタなどにして肖像権(プライバシー権)を侵害している人。
撮り鉄と言われる鉄道撮影者も若い人が増えたようで、最低限のモラルさえ守らない人が増えているとか。
巷でも、堂々と立ち入り禁止場所に入って撮影している人は普通に見かけますね。

知ってる知らない、気づいてる気づいていない、色々な人がいると思いますが、
では皆が皆、自分のエゴを通して撮影していたら当然迷惑を被る人(生き物)も増えるだろうし、撮影者自体の印象も悪くなりますよね。
やはり、誰かが声に出して言わなければ、野鳥なら影響を受ける野鳥が増えるでしょうし、鉄道ならたとえばホームでの撮影禁止になるかも知れませんよね。
なかでも野鳥には肖像権などはなく、自ら声を発することができませんから、彼らの声を推し量ってやる必要があると思うのですが、それはある程度経験や知識などがないとわからないことかも知れません。
ただ、人間だって野鳥と同じ生き物なわけですから、自分にやられたらイヤだな、と思うことをやってはいけないのは誰でもわかることですよね。
抱卵、育雛中に至近距離からフラッシュを焚いて撮影するなどは、拙記事にもあるように自分や自分の奥さんにやられて平気なのか?と。
夏鳥が命がけでやってきたところをエサで誘き寄せて大人数で撮る、嫌なら来ないだろという人もいるでしょうが、彼らは本能に従ってより高タンパクな好物を好みます。
そこで足止めを食っても本来の繁殖場所に行くのが少し遅れるくらいではないか、という人もいるかも知れませんが、餌付けの場所に問題があり野良猫などに襲われる可能性もあります。

野鳥に影響が出そうだろうなと知っててやってる人、知らないでやってる人、どちらに向けても野鳥の側に立って声を出すことは決して自己満足ではないと思いますよ。
やや極端かも知れませんが、野鳥の側に立って考える人がいなければ、なんでもありありになってしまい、野鳥や撮影者以外の人(近隣周辺の迷惑駐車問題はよく聞きます)にも負担がかかり、結局撮影者全体が影響を受けますから。
適度なバランスを保つ為なら嫌われ者になっても構いません (^^)/
Posted by マグ@管理人 at 2012.05.07 02:10 | 編集
せせらぎさん こんばんは。

せせらぎさんの場合は鍬でカッつく?・・・
カッつくを調べたら東北弁でありましたけど、ちょっと違ってました(^_^;)
鍬で耕す時のチャッチャッって音でしょうか。なるほど、そんな音にも聞こえるんですね。

集団撮影・・・
大量のカメラですから、シャッター音で一般の人もビックリしそうですね。
まぁ鳥さんの方もストレスを感じたら頻繁には寄りつかないでしょうけど、
それにしても少なからず影響を与えていて、不自然極まりないですね。

川にテグスですか。
大規模なものならなにか理由があるんでしょうね。
前にどこかで見たような気もしますが、是非その謎を突き止めて教えてください。
Posted by マグ@管理人 at 2012.05.07 02:46 | 編集
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