ココロで感じたとりたち ~Great Nature&Birds~ | 変わりゆく季節、変わりゆく街
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2016.10.28

変わりゆく季節、変わりゆく街


にわかに近所が焦臭くなってきた。
高度成長期を支えた世代がリタイヤし、静かに暮らしていた地域だが、
出て行った子供たちが帰ってこず、空き家が増えたり、問答無用の造成がはじまった。
近所付き合いのあったおばぁちゃんなどが消え、何も知らない息子やらが来る。
何も知らないだけならいいが、なぜか横柄な態度の輩が多い。
残ってがんばっているお年寄もまだいるが、緑が消えてゆくのは時間の問題である。

この辺りの自然や柿の木食堂なども、ちょっと目を瞑っているうちにそっくりなくなってしまうんだろうな。
そんなことを日々感じていると、どうにも息苦しくなって非常に居心地が悪い住まいになってしまった。

そんなこともあってか、最近どうも気性が荒くなっている。
世の中のインチキらしきもの全部に腹が立っている。
そこらへんで息抜きにとか温泉にでもとかいう程度では治まらない深いものだ。
いっそ住処を変えてしまおうかとも思うのだが・・・


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最後に僅かに残った獲物にありつくメジロちゃん。
でも、鳥たちの力関係は、人間の世界でいう虐める虐められるという単純なものではない。

ヒヨドリにしてもムクドリにしても、一番最初に柿の実を食べ始めるのは容易ではない。
嘴でつついて穴をあけ、そこから皮をはぎとって・・・
という短時間では終わらない作業だから、途中邪魔が入ったりする。

邪魔といえば、大抵カラスの仲間になるのだが、彼らは太い嘴でいとも簡単に大きな柿を分解してゆく。
その間、なわばり意識の強いヒヨドリなどは何をしているかというと、一定の距離からじっと見ている。
ハシボソカラスがひとしきり食べ終わると、食い散らかされた柿の実があちこちに出来上がる。

ヒヨドリが待ってましたといわんばりに、けたたましい声を上げて数羽でとりつく。
すでにタネまで見えているものも多いから、ジューシーな果肉を楽々食べることができるわけだ。
ヒヨドリが腹を満たすと、条件が悪いところで食べていたスズメたちがワッとやってくる。
そこにメジロや混群仲間のシジュウカラも加わって、柿の木が大賑わいになるのだが、やはりスズメは柿の木食堂の板長、 
メジロなどの見習い皿洗い的なものには厳しい。

そんな食堂の一番格下のメジロだが、彼らにしてみれば、ヘタにわずかに残っているものでも十分な量なので、
柿の木全体で見てみると、うまいことバランスがとれていることがわかる。
もちろん、鬼どものいぬ間にちゃっかり大物をいただいていることもあるわけだが・・・


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自然は人間が見ている、考えている以上にしっかりした世界を持っている。

国、地方公共団体などがエコだ共存だなんだと綺麗事を並べているが、こういうちょっとした緑、生き物たちが生きる場所を真剣に考えたことがあるだろうか。

今の庭なし住宅事情を見れば、答えは自ずと出ているわけだが、緑地を減らすことが止められないなら、せめて建築条例などを変えて、
戸建てには一定の緑地、マンションには屋上にという具合に、彼ら(植物、昆虫、鳥・・・)の居場所を作ってはもらえまいか。
そんなものは、田舎に行けばどこにでもある、公園で十分ではないか、柿の木一本でも管理は大変・・・
ならば、それに対する税制優遇措置などを設けてはくれまいか。



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