ココロで感じたとりたち ~Great Nature&Birds~ | ジョウビタキの来る頃
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2016.10.29

ジョウビタキの来る頃

前回、もはや風前の灯火となった柿の木食堂の話をした。

柿の木食堂には、実に多くのとりたちが来る。
といっても、都市部だから珍しいものはほとんど来ない。
ハシブト、ハシボソガラス、ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミ、キジバト、ハッカチョウ、ガビチョウ、モズ、
メジロ、シジュウカラ、コゲラ、スズメ、ジョウビタキなどである。

この中で、必死になって来るものと来ないものがいる。
モズなどは、稀に小鳥たちが集まっているのを近くのアンテナから見下ろし、
尾羽を「くるりん、くるりん」とやりながら、よからぬことを企んでいる面持ちでいる。

人間のエゴで好まれ、人間のエゴで捨てられて外来生物などという悪者のレッテルを貼られた
ハッカチョウ、ガビチョウなどは、厳しい冬の最中に「なんでもいいから食わせろ」?という理由で姿を現す程度。

そして、ジョウビタキ。今年はヒーヒーカカカッ♪のナワバリ宣言を聞く前に食堂に登場した。
初認は昨年とほぼ同じ日付である。


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小鳥たちが乱舞するなか、不思議な柿が飛んでいるように見えた。

寄る年波には勝てず、視力も落ちているから、メジロ数羽、シジュウカラ、スズメたちが椅子盗りゲームのように争っている姿、
それと、たわわに実った柿とがダブって困ったもんだと思っていたところ、
銀髪に柿色の衣をまとった孤高の冬鳥、ジョウビタキの♂が、羽をばたつかせて乱舞するとりたちの動きを牽制していた。
ふいに現れたので、ビシッとした画は撮れなかった。ジョビオよ、勘弁してくれ。

ジョウビタキは、非繁殖期の秋になると中国北東部、ロシアから越冬のためにやってくる。
集団で渡る姿を見たことはないし、文献にも載っていないようだから、いつも単独でやってくるのだろう。
そんなタフなとりだから、ちょっとしたことでは動じない。
だからといって、警戒心がないわけではないが、ジョウビタキというとりは、賢くタフなとりである。
長い間、同じナワバリの個体をいくつも観察してきたが、秋にやってきて春先になるまで姿を確認できた個体がほとんどである。

ロシア、中国といえば、お世辞にも環境問題を政策の頭に掲げている国とはいえない。
ただ、日本もそうだが、実態の乏しい環境対策の話は耳にする。
そんなぼくの想像できない、見たことのない世界で繁殖をし、毎年しっかり日本にやってくる。
今、まだなんとか生き延びているのだろうか、それとももうギリギリで種をつないでいるのだろうか・・・
知ることができるのは、自然への興味、関心、畏敬の念を持った人たちが真剣に考えることが欠かせない。


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カラス会長のしもべ、実質的な柿の木食堂のオーナーである「NANDA HIYOKA」。
ほぼ純粋な日本鳥なのだが、名前はなぜか洋風。余裕の羽繕いをしているの図。

だいだいどこかで食べているか、熟れている実の近くで睨みをきかせている。
内的個体差も様々で、ひたすら好戦的なものもいれば、スズメ板長が仲間を連れてきても見て見ぬふりをしているのもいる。
この先、ブログにもたびたび登場することと思う。



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