ココロで感じたとりたち ~Great Nature&Birds~ | PC(Pinnacle RidgeとClark dale)のお話~修理編~
  ♪明日はどんな生き物たちにあえるかな...
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2019.02.23

PC(Pinnacle RidgeとClark dale)のお話~修理編~


今回は備忘録も兼ねたPCのお話。

3ヶ月ほど前からほぼメインで使い続けていたデスクトップの調子が悪くなった。
CPU、メモリ、グラフィックボード、SSD、USB3.0ボード、オーディオボード他、
マザーボード、電源、ケース以外は追加、交換しながら8年ほど主戦として無茶な要求に応え続けてくれた。
8年ともなれば、電源、マザーボードはいつ退役してもおかしくない。
それはわかっていたのだが、ここ最近のWindows updateには所謂地雷が潜んでいることが増えたことや、
エラー頻発のタイミングと重なることから、ひとまずその影響と考えていた。

具体的な症状として、突発的な BSoD(Blue Screen of Death)、ブラックアウトなど。
イベントビューアを見てみると、エラーの中に多数のKP41の姿があった。これはいよいよやっかいな状況。
KP41病とは、Kernel-Power 41、イベントビューアには ソース: Kernel-Power、イベント: 41と記述され、
詳細を見ても毎回内容が異なることから、Windowsの難病として多くの利用者を悩ませてきた。
ここまでこのマシンとWindows7proSP1との構成で、トラブルらしいものに遭わなかったのだが、
ポンコツ化してきた所有者同様、全体的にかなりお疲れぎみなので、引退も視野に入れつつ原因を探った。

イベントビューアを見ると、.NET Frameworkエラーの後に発症することが多い為、
まずは、過去に問題が出ていたWindows update以前にイメージから戻してみた。
その状態でしばらく安定していたので、あっさりクリアかと思われたが、3日目のスリープ解除後、
作業中にブラックアウト・・・ 面倒でもやはりバックアップは重要すぎると感じた。
その後は.NET Framework絡みを調べて消したり入れたり戻したりや、
電源周りの設定など内科的治療を一通りやったが、改善するどころか益々ひどくなっていった。
最高にひどい時では、ブラックアウトから数分でまたブラックアウト、その後すぐにBSoDなどと、
最早普通に起動だけしているのも困難な状態にもなった。
いよいよ外科的治療をするしかなくなったのだが、これも電源をしばらく抜いて放電したり、
メモリ、グラボの脱着をしたり、HDDやUSB機器を全て外したり、CMOSクリアもやってみた。
ここらで完治してくれよと思ったら、やはりしばらく経つとブラックアウトが発生・・・
ここまで来ると、電源、マザボ、メモリ、グラボという部品を交換していくしかない。


1138.jpg

まずは一番手軽にできるメモリ。Windowsの診断ツール走らせてみると、問題なしとの結果。
かなりの溜息である。残りの部品の中では、電源を移植してみるのが効果的かつ手っ取り早いのだが、
その前にもっとしっかりメモリを見極めたかったので、Memtest 86+をCDRWから起動。

※ Memtest86+ (CD/DVD版・USB版の2種類があります)
http://www.memtest.org/


1139.jpg

これはひどい・・・ 起動直後から真っ赤っか。
これで原因のひとつが明らかになった。
エラーアドレスから該当するメモリを引き抜いて再度Memtest 86+を走らせてみると・・・


1140.jpg

今度は平穏無事な結果に・・・
気分的に4GBx3の構成はむずむずするのだが、それでもデュアルチャンネルでは動作しているし、
なにより4GB分が減ったはずなのに、負荷をかけても全体的に動作が軽く安定しているので満足。

その後はここまで一度もブラックアウトやBSoDは発生せず、イベントビューアを見ても、深刻なエラーはなし。
どうやらこのまま無事に安定してくれそうだ。
長かった・・・ 引退させてもよかったが、まだ十分にあれこれこなせる能力はあるので、もう少しがんばってもらおう。

といいつつ、RAW現像や動画編集目的ではかなり厳しいスペックなので、久々に1台組んでみました。
次回はそのお話です。


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