2020.03.01
赤い葉
深夜、久しく聞こえてこなかったフクロウさんの声が聞こえた。
はて、今晩はどこで鳴いているのだろうと探していると、幹線道路に出た。
昼間は多くの乗り物が我先へと賑わっているのに、武漢肺炎の影響もあるのだろうか
夜のうちに移動しなければならないユンボを積んだトレーラーやトラックが時折通るだけ。
フクロウさんの声は消えてしまったけれど、静まり返った幹線道路沿いをそのまま歩いた。

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なんの木だろう? 漆黒の背景のなか、光に照らされた赤い葉が妙に美しかった。
巷は、自然から生まれた新種のコロナウイルスで日夜大騒ぎ。
風邪症候群、SARS、MERS、インフルエンザウイルス・・・ すべて自然から生まれたものだ。
この世は一見するとヒトが支配しているように見えるけど、実際は今もなお自然が支配している。
はるか昔、ヒトはそのことをよくわかっていた。
アイルランドのケルト文化などは自然に重きを置いたものであったし、日本もそうだった。
今も自然に根ざした暮らしをしている地域はあるけれど、グルーバル化によって急速に失われつつある。
赤い葉を抱いた名前も知らない木、ヒトによって勝手に植えられて、無言で道路脇に佇んでいる。
彼らは無言だけど、いつも我々ヒトを見ている。 ヒトのやりようを見ている。
わたしには、ヒトが忘れかけている大切な何かに再び気づくことを待っているように見えた。

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いつもありがとうございます・・・



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