ココロで感じたとりたち ~Great Nature&Birds~ | ついに謎解明♪
  ♪明日はどんな生き物たちにあえるかな...
スポンサードリンク
  
2022.07.28

ついに謎解明♪


都市部で生活していると、イソヒヨドリに遭わない日はない。
というくらい、最近はあちらこちらで彼らの存在を感じます。

元々岩山に生息していた彼らは、ヒト社会の変化とともに、ダムやテトラポッドを利用するようになり
近年は工場やマンションなど、岩山に似たような場所ならどこでも住処にするようになりました。

近所で見かける個体も、長きに渡りマンション屋上付近を住処にしています。
ハクセキレイと並んで、周年都市部のヒト社会に順応している種といえます。

そんな彼らが、最近チュン太が営巣している空き家に頻繁に姿を見せるようになりました。
今年は2羽の雛が無事巣立ったらしく、一家4羽でなにやら食べ物を探していました。

一体何を食べているのかと随時観察していたのですが、ふと、あることに気づきました。
彼らがやってくる時間帯が主に午後遅くから夕方なのです。
そして飛去する時間は、ほぼ辺りが見えなくなる頃・・・


1306.jpg
1500x1000 ●クリックすると大きくなります♪

換羽中の♂がトトトトト・・・と擁壁の上を走り、ピタッと止まり、顔を横に向けてジーっと地面を眺めている・・・

この行動をひたすら繰り返し、たまに地面に降り立って、また擁壁の上に戻る。
何かを咥えている場面にはなかなか遭遇しません。

そしてある日ついに、いろいろな謎が解けました。

この日は日没後、許容感度内での手持ち撮影が厳しくなった頃、地面からなにかを咥えてきた♂。


1308.jpg
1500x1000 ●クリックすると大きくなります♪

なんとそれは、これから羽化するために土中から這い出てきたセミの幼虫でした。

彼らは、誰から教わるでもなく、セミが羽化する時期を知り、地上に姿を現す時間も知っていたのです。
カラス科の多くが賢いことは今更いうまでもありませんが、ヒト社会を利用してひたすら個体数を増やしているだけあって
イソヒヨドリも相当賢いことがわかりました。

ただ、セミにとってみれば、何年も土中で暮らし、やっと初めて外の世界に出て種をつなぐはずが
いきなり捕食されて死を迎えるというのは、いくら自然の摂理とはいえ、なんともいえない悲哀を感じました。


1307.jpg
1000x667 ●クリックすると大きくなります♪


多くの生き物たちがヒトと一緒に生きてきたこの立派な鬼瓦の空き家。
いよいよもう消えてしまう・・・
開発工事がはじまる前になんとか育雛中のチュン太の雛が巣立ってくれと願わずにはいられません。

凄まじい速さで緑地が消え、木々が消え、庭が次々と消え・・・
そのうちとりたちやセミたちの声も聞こえなくなりそうです・・・

最近大都市で明確な理由もなくあちこちで木々が伐採されている・・・ 
あれもこれも何がどうエコなのか・・・

自然を大事にしない国には間違いなく未来はありません。 



※ 撮影機材は、D500 AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR 手持ち


いつもありがとうございます・・・thanks thanks にほんブログ村 鳥ブログ 鳥情報へ
この記事へのトラックバックURL
http://motorochan.blog73.fc2.com/tb.php/636-8e0b2504
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する